大学卒業に際し


 この講義を落としたら卒業できないという事実をまったく真剣に考えず、2日前からはじめた『1980年代論』。テストの形式は4つの語句の意味説明と、2つ挙げられた年のどちらかを選び、その年の内外情勢を記述せよ、という事前情報あり。教科書を読み、自分でノートにまとめていったら時間がかかるかかる。しかもとても1年毎に何があったかなんて覚えられません(自分が生まれた年くらいは覚えられるけど…)。あらら?もしかして卒業危うい??

 そこで山を張りました。1年毎にまとめていたら、たいして書くことが無い年もあったので、「重要な出来事が多かった年が出るに違いない!!」と。そこでソ連ゴルバチョフが登場し、アメリカが71年振りに債務国に転落し、プラザ合意によりドル高が是正され円高に転じ、国内ではNTT・JTが発足、男女雇用機会均等法が成立した1985年と、昭和天皇が亡くなって平成が始まり、消費税が導入され、首相が竹下登宇野宗佑海部俊樹と次々に替わった1989年に絞りました。

 いやはや、見事に的中。1985年と1989年が出題されました。もちろんばっちり記述してみせましたよ。でも、山を張るにも勉強って必要なのね。